システムエンジニアが転職を考えたきっかけ 人間関係の板挟み編
システムエンジニアをやっていると、転職について考えたきっかけがたくさんありました。
収入、転勤と書いてきて、今回は、人間関係についてです。
ベースは仲良く楽しい人間関係
はじめに、僕の周りの人達は、とても良い人達だったなと思ってます。
仕事中でも面白い話をしたり、仕事の後は飲みに行ったり、僕はカラオケが好きなので、カラオケも行ったりしました。
それらは楽しく、僕が付き合ってきた人は仲良くさせていただいていて、すごい良い人間関係だったなと思います。
ただ、ここに仕事というものがあると、人間関係を全てうまくいかせる、というのは、すごく難しいものだと感じました。
仕事になると、みんな課題を持っている
なぜ仕事が絡むと、難しくなってしまうのかな、と考えた時、思ったのがこれです。
仕事を進める中では、課題があるから試行錯誤して仕事を進めているということです。
全てうまく進んでいる時は良いかもしれません。
仕事がうまく進まないとストレスを感じたり、イライラしたりしてしまいますよね。
そうなると、その矛先が周りに向いてしまうのかなと思っています。
僕はそうでした。
上司と後輩の板挟み
僕が一番悩んだのは、社会人5年目から10年目くらいの期間です。
こう書いてみると、悩んでいる期間が長いですね。笑
5年くらい経つと、後輩もできてきて自分が指導する立場になったり、1つのプロジェクトを任せられるリーダー的な立場になってきます。
ただ、僕はそこでキャパを超えたかな、と思います。
上司からは、
- 仕事を丸投げされる
- 業務の進捗が悪ければ、詰められる
- コストを下げろと言われる
一番、ひどかったのが、コストを下げるという部分です。
業務の進捗が悪い原因の1つに、人が足りないというのがあったのですが、それを相談しても「なんとかして」とか言われてました。
コストを下げる重要性は分かっていたのですが、言われようがひどかったですね。
その中で後輩と一緒に仕事をしていた訳ですが、人が足りない状況で仕事をしていたので、後輩にもたくさん仕事を振ったりしていました。
たくさん仕事を振っているのに、僕自身も仕事に追われる日々、そして、新人の後輩もいたりしたので、同時に後輩指導しながら仕事を進めるという日々です。
ここまで来ると、大体想像付きそうなものですが、仕事が回らなくなってきます。
後輩から質問を受けたりしても、ちゃんと回答できてなかったりとか、教えてあげられなかったり、振り返ると申し訳なかったなと思います。
そんな感じで、上司から色々言われ、後輩からも色々言われ、上司と後輩の板挟み状態になりました。
そして上司に全て吐き出す
これはもう無理だなと思って、上司に全て告げました。
その時は、部署を変え、担当している案件も変え、ようやく解決に至りました。
結局、こういう人間関係の悩みは、どう解決できるのか分かりません。
ただ、自分の言いたいことを伝えることが大事だなと強く感じた経験でした。
そして、できないことはできないとはっきり言うこと。
僕も含めて、SEはそういう人が多いのかもしれません。
自分の思っていることを伝える。
簡単そうに見えて難しいことかもしれません。
自分も周りの人たちも、思っていることを言い合える人間関係が理想だなと思いました。