システムエンジニアが転職を考えたきっかけ 転勤編
システムエンジニアをやっていると、転職について考えたきっかけがたくさんありました。
前回、収入について書きました。
今回は、転勤についてです。
地方から首都圏への転勤
僕は群馬出身で群馬の会社に就職して働いていました。
5年くらい経った時、転勤で群馬から埼玉の大宮へ出てきました。
当時、会社全体では、首都圏の仕事もしていたものの、まだまだ規模が小さく、首都圏での仕事規模拡大ということで、大宮へ支社を出すことになりました。
最初、転勤の話をもらった時、たくさん悩みましたね。
新しい環境に出ていくというのはドキドキするものですし、新しく支社を作るってのは大変だろうなというのも思っていました。
そして、前回の記事でも書きましたが、働いている中では収入に関する悩みも持っていて、この転勤というものは収入や生活の面を考えると、やっぱり大変だろうなと考えていたので、すごく悩んでいました。
悩んだ挙げ句に転勤を決める
最終的に転勤を決めたのは新しい環境に身を置くのが大事だと思ったからです。
収入や働く環境も大事だと思いますが、やっぱり仕事をしていくうえで、新しいことにチャレンジしていくというのを選びました。
この時、1人暮らしを始めたりと、自分のお金のやりくりは大変になりましたが、都会での生活というのは、地方出身の僕としては刺激があって楽しいものでした。
仕事をする環境が変わるのも、新鮮な気持ちで仕事ができたり、と有意義な時間になったと思います。
転勤でぶつかった壁は立ち上げの難しさ
最初は仕事も楽しく、順調に進んでいるように見えましたが、だんだんと課題が見えてくるようになりました。
最も感じたのは、立ち上げの難しさです。
僕の転勤は、支社の立ち上げでしたが、会社の立ち上げなど新しいことを始める時は困難が伴うものだと思います。
僕は、プロジェクトリーダーという立場だったのですが、めっちゃ仕事を抱え込みました。笑
上司があまり当てにならず、その中で顧客とのやり取り、後輩指導、パートナー会社さんとのやり取り、など、やる仕事の量がとても多く、次第に仕事が回らなくなりました。
この時は、立ち上げってどういうものなのか?ってのが分かっていませんでした。
そして過酷な労働の日々
とにかく働いて仕事を片付ける日々でした。
当時、電車通勤をしていたものの、会社からも(一応)歩ける距離に住んでたので、終電をなくして、よく歩いて帰ったものです。
26時とか27時とかに会社を出て家まで歩いて帰る、今でもよく思い出す経験です。笑
今考えると、すごいですね。(自分のことだけど)
また、気が気でなく、顧客や上司から掛かってくる電話に、イライラして対応したりということもありました。
転勤を通じて感じたこと
そんなこんなで怒涛の日々を送っていましたが、なんとか落ち着いて今があります。笑
その中で転勤で感じたことは、
- 新しいことにチャレンジすることは大事
- 目の前のことだけじゃなくて先を見ることが大事
- 経験が財産になる
ということです。
それが僕にとっては転勤でした。
人生のターニングポイントです。
よく考えたうえで転勤という選択をしましたが、その選択が正解かどうかは分かりません。
ただ、自分自身の選択を自分で正解にするために努力することが大事かなと思います。
あとは、やってみないと分からないですよね。
僕は地方で働いていたところから、首都圏で働くようになって、考え方がだいぶ変わりました。
地方と首都圏、それぞれに特性があり、メリット・デメリットは色々あるかもしれません。
でも、自分で経験してみて分かることが多いかなと感じます。
そんな僕は、将来は首都圏と地元を行ったり来たりで、仕事ができるようになれば良いなと思います。