システムエンジニア(SE)のプロジェクトリーダーとは?
目次
2ヶ月ほどの開発案件を(ほぼ)終えて、プロジェクトリーダーってなんだろ?と改めて考えるきっかけになりました。
僕の上にPLがいたのですが、あんまり機能していなかったと感じます。笑
僕のSE経験はもう15年ほど。
何年経っても、チームでうまく仕事をすることの難しさを知りました。
プロジェクトリーダーとは
プロジェクトリーダー(Project Leader)、略してPLと呼ばれますね。
主な仕事は
といったところでしょうか。
考えるきっかけになった案件
PL:Aさん
PLの下に僕。
僕の下にプログラマーが3名という状況でした。
僕は、自分の作業をやりながら、3名の進捗管理、タスク管理、マネージメントなどなど。
結局、僕がPLのようでした。
本来のPLがやっていたこと
- 毎週の作業時間把握
実際、このくらいでした。笑
進捗管理とは
最初に経てたスケジュールに沿って、完成予定から遅れなく進んでいるかをチェックするのが目的です。
今回の案件では、「xxxxの作業は今日までだけど、大丈夫?」とPLから聞かれてました。
ただ、進捗管理ってそういうことではなく、当日になってから確認しても遅くないでしょうか?
当日確認した時点で遅れていて、当日中に完了する見込みが立っていなかったらリカバリーできません。
そこに至るまでに数日前から状況を確認したり、コミュニケーションを取ったりすることが大事だと思っています。
数日前に確認して、スケジュール通り終わらなそうだったら、リカバリーできるようにプランを立て実行することが大事ですね。
タスク管理とは
各タスクの状況、期限までに終わっているか、期限過ぎても終わっていないタスクが無いかをチェックします。
進捗管理と近いが、期日までにタスクが完了するか、という段取りが大事だと思ってます。
終わらなそうであれば、リカバリーのプランを立て、実行していきます。
これは進捗管理と同じですね。
タスク管理するには、様々なツールがあるが、常に状況が可視化できていて、誰が見ても状況が分かることが大事です。
その仕組みをしっかり作る必要があります。
マネージメントとは
PLの一番の仕事ですね。
プロジェクトが遅延なく、問題なく進行しているかチェックし、進めていきます。
一番ダメなのが、丸投げです。
実際、どこのプロジェクトでも、丸投げしているリーダーが少なくない印象があります。
PLはマネージメントだけで作業は丸投げ、そういうのが一番失敗するパターンではないでしょうか?
やっぱりPLが現場にいて、メンバーと共に仕事をすることが大事かなと感じます。
プロジェクトリーダーは簡単そうで難しい
ここまで書いて、プロジェクトリーダーってのはやっぱり難しいなと思ってます。
ただ、だからこそ、経験が必要であり、そして達成感がありますね。
メンバーと一緒にプロジェクトを作り上げていくこと、ユーザーにより良いものを提供していくためには、PLが一番大事だと思います。
僕自身も、もっと力を付けていきたいなと改めて思った時間でした。